空手教室に入門してまもなく、初めての組手に挑むことになった男の子。しかし、目の前の相手が女の子だと知るや、師範も想像だにしなかったまさかの行動で道場内をほっこりさせてくれました♪
男の子と女の子の組手中に起きた可愛すぎる光景がInstagramに投稿されると、動画は128万回以上も再生され、2.5万いいね!が寄せられるほどの反響を呼んでいます。
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入門してまもなく組手に挑戦する男の子
投稿主さんが営む空手道場にやって来たのは、年中さんの「ハヤト」くん。まだ入門してまもないハヤトくんの練習メニューに取り入れられたのは、同年代の女の子との軽い組手だったそう。
同年代とは言え、相手はハヤトくんよりも経験を積んだ女の子です。防具をつけたハヤトくんの胸元へ、トトトトッと軽快に拳を入れていきますが、一方のハヤトくんは「気をつけ」の姿勢のまま一切動こうとしません。
すぐそばで見守っていた師範が「パンチしていいねんで」と攻撃してみるように声で促しますが、ハヤトくんは「分かってるよ」と伝えるかのようにコクリと頷くのみ。蹴りの姿勢を目の前で披露されても、結局姿勢は変えないままでした。
反撃ゼロの理由を聞くと…
女の子はそのまま、いつも稽古でしているようにパンチを続けます。しかし、ハヤトくんはやっぱり直立不動でピクリとも動かず…。
師範がもう一度「パンチは?」と促してみますが、それでも手も足も出す気配がまったくありません。
パンチやキックを続ける女の子も、普段とは異なる組手相手の様子に、だんだんとこのままでいいのか気になってきたようでした。手や足は止めないまま、師範の方へと困ったように視線を送ります。
組手にならないまさかの事態に道場はほっこり♪
ハヤトくんが目を閉じて女の子からの攻撃をひたすら受け続ける理由に、師範は思い当たることがありました。「女の子にはパンチしたらアカンからせえへんの?」と試しに聞いてみると、これがまさしく大当たり!
ハヤトくんからは無言で頷かれてしまい、思わず「優しいなぁ…」という声がこぼれます。けれども、これはあくまで組手。空手の上達のためには、相手を攻撃する必要があるのですが…ハヤトくんが女の子を相手にすることは難しそうです。
これには師範も「どうしよかな…」「初めてのパターン…」と苦笑するしかありません。その一方で、幼いながらも女の子への優しさを決して忘れず、「女の子に手を出してはいけない」という信念を貫く男の子に、大きな尊敬の念も抱いたようです♪
この投稿には、『良い子やぁ……』『この子は男の子ではなくもう漢の領域なのかもしれない』『強いのに優しい!最強だね』『漢を学ばせて頂きました。師匠と呼ばせて下さい』『可愛すぎます♡』『この男の子いいやつに育つな』など、絶賛の声が続出しました。
Instagramアカウント「全日本真正空手道連盟 真正会 小野道場」では、道場や生徒の様子を随時チェックできますよ♪
投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「全日本真正空手道連盟 真正会 小野道場」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。