ディズニーランドには無いものがある
ディズニーランドといえば、日本の代表的な遊園地のひとつ。夢の国の愛称でも知られており、おそらくこの記事をご覧の多くの方が何度も足を運んでいることでしょう。
そんなディズニーランドですが、園内には夢のひと時を楽しむために様々な工夫が施されています。その施策の一環として、ディズニーランドには”とあるもの”を意図的に設置していないのです。今回はディズニーランドにまつわる面白い雑学を紹介していきます。
ディズニーランドのトイレの手洗い場には鏡がない
ディズニーランドにないものとして、まず挙げられるのがトイレの手洗い場の鏡。ディズニーランドのトイレに鏡が置かれていない理由は、主に2つ。
ひとつは現実に戻らないため。鏡に自分の姿が映ると、夢のような非日常から一瞬で現実に引き戻される気分になる方もいるはず。ディズニーでは、そうした気分を避けるため、ゲストがディズニーの世界に浸り続けられるように、トイレの鏡を設置していないようです。
もう一つはトイレの混雑を避けるため。女性の場合、トイレに鏡があると、化粧直しに時間を取られてしまうことが多め。結果的にトイレが混雑し長い行列ができてしまいます。もし、夢の国でトイレが混雑していたら、一気に気分がシラケてしまいますよね。そうしたトイレの混雑を減らし、思い切り楽しんでもらうためにも鏡を設置していないようです。
ただし、全くないわけではありません。トイレの入り口付近には鏡が設けられています。簡単な身だしなみの調整はそこで行いましょう。ただし、長居すると他の方のジャマになるので、なるべく手短に。
ディズニーランドの園内には時計もほぼない
ディズニーにはもうひとつ、ないものがあります。それは時計。ディズニーランドの園内には時間を知らせる時計がほぼありません。これもゲストが夢の国でのひと時を思い切り楽しんでもらうための配慮。楽しんでいる途中で時計を見ると、「あと何時間で終了だ」と思ってしまい急に現実に引き戻されてしまいます。ディズニーに時計がないのは、そうした事態をなるべく少なくするようにするためです。
ただ、鏡同様、時計もまったくないわけではありません。数は少ないですが入り口付近やシンデレラ城には時計があります。しかし、これらの時計もキャストが時間を確認するためのもので、意図的に見にくくしているとのこと。
ディズニーランドには楽しむための工夫がたくさん
ディズニーにないものは、鏡と時計。厳密には全くないわけではありませんが、夢のひと時を台無しにしないよう最小限の設置に留められているようです。
今回の雑学、ディズニーランドに遊びに行ったとき、ぜひ友達や家族に披露してみてください。ディズニーでの時間がもっと楽しいものになることでしょう。