青森で購入したお弁当についていたお箸。しかし、箸袋をよく見てみると、普通とはちょっと違う笑えるネタが書かれていたようです。
思わずツッコミを入れてしまう地域ならではのデザインに、X(旧Twitter)では222万表示を超える反響が寄せられ、7.8万いいね!を獲得しました!
やかましいわ pic.twitter.com/RT8m7TY62w
— しいたけ (@c_take22) December 11, 2024
お弁当の箸袋にツッコミ!
Xに画像を投稿したのは、ダンボール造形のイベントに参加するために青森県を訪れていた「しいたけ」さん。現地では、五所川原駅近くにあるコミュニティカフェ「でる・そーれ(@cafedelsole)」さんで、お弁当を購入していました。
そのお弁当をさっそく食べようと、しいたけさんは紙箱タイプの容器を取り出します。
ところが…いざ食べ始める前に、しいたけさんは思わず「やかましいわ」とツッコミを入れざるを得ない事態に陥ってしまったのです!
五所川原ならではの文学ネタ
お弁当には、使い捨てのお手拭きとお箸がついていたのですが、目に留まったのは箸袋のデザイン。「はしいれ(箸入れ)」と書いてあるだけなら当たり前のもののため驚きはしませんが、続けて書かれていたのは「メロス」の文字でした。
つなげて読むと、「はしいれメロス」…!そう、これはまさしく「走れメロス」をもじったダジャレ。
実はこのでる・そーれさんがある青森県五所川原市は、文豪・太宰治の生誕地。「走れメロス」は太宰の代表作のひとつで、国語の教科書などでもお馴染みの作品です。
でる・そーれさんでは、地域にゆかりのある人物のネタが書かれたお箸をお弁当につけてお客さんに提供しており、しいたけさんも思いがけず出会うことになったのでした。
細部までこだわったつくりが最高
そして、箸袋にはもうひとつ細かいこだわりが。箸袋には、「はしいれメロス」の言葉だけでなく、走っているメロスの姿をデフォルメして可愛く描いたイラストもデザインされていました。
たった1文字追加しただけの言葉とイラストの両方で、文学的かつある意味で高尚さも訴えかけてきそうなギャグを展開するこのセンス!太宰好きなら、もはや記念に取っておきたくなる箸袋です。
もしかしたら、お箸を割るのに失敗すれば「激怒」されるのでは…など、作品の内容に合わせた妄想も止まりません。
しかし、お箸にツッコミを入れて笑い終わると、しいたけさんは箸袋よりもお弁当に夢中になったのだとか。でる・そーれさんのお弁当の中身は、青森ならではのメニューを詰め込んだおいしいご飯とおかずだったため、これは仕方がありませんね♪
この投稿には、『これはメロスの妹の結婚式で来賓の前に並んだという伝説のはしぃれ』『そのセンスもツッコミも大好きw』『箸入れの多い生涯を送ってるはずですので許してあげてください』『太宰はきっと笑ってくれますw』など、爆笑したという声が続々と寄せられています。
しいたけさん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Xアカウント「しいたけ」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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