冬の心強い味方「カイロ」
寒い季節に欠かせない「カイロ」。ポケットに入れるだけで手軽に温まれる便利なアイテムですが、ここでひとつ疑問が…。はたしてカイロは海外にもあるのか?気になりますよね。今回はカイロに関する面白い雑学をお届け。最後までお読みいただくと、カイロについて詳しくなれることでしょう。
「カイロ」は世界各国で利用されているが…
結論としてカイロは日本だけでなく海外でも利用されています。ただし、すべてが日本と同じというわけではありません。日本のように広く普及しているわけではなく、特定の国や地域で限られた形で流通しています。
例えば、アメリカやカナダ、ヨーロッパの一部では、アウトドア用品店やスポーツショップで販売されており、主に登山やキャンプなどの防寒対策として利用されることが一般的。
寒冷地のスーパーや大手小売店では、冬季になるとレジ近くで見かけることもあります。しかし、日本のように日常生活の必需品として広く親しまれているわけではなく、価格も比較的高め。アメリカやドイツでは1パック5~10ドル程度することも。
一方、温暖な気候の国ではそもそもカイロの需要が少なめ。販売されていない地域もあります。当たり前といえば当たり前かもしれませんね。このように、カイロの普及状況は国ごとの気候などによって大きく異なるのです。
そもそも「カイロ」ってどういう仕組み?
ところで、みなさん。そもそもカイロってどういう仕組みで発熱しているかご存じでしょうか?カイロの発熱は、鉄が酸素と反応する酸化反応を利用しています。カイロには、鉄粉、水、保水材、活性炭、塩類といった成分が含まれています。
鉄粉はカイロの発熱の中心で、酸化反応が発生。袋から取り出したカイロが空気に触れると、鉄粉が酸素と反応して熱を発生させ、これが温かさの源となります。
ちなみに水はこの反応をスムーズに進行させるために必要不可欠。保水材は反応を安定させる役割を担っています。塩類は鉄と水を結びつけ、反応を速める役割を果たし、活性炭は空気中の酸素を効率よく取り込む効果があります。熱を発生させるメカニズムはシンプルながら、いろいろなものが組み合わせて温かい熱を継続して発生させているのです。
寒い季節は「カイロ」で乗り切ろう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。カイロは日本だけでなく、アメリカ、カナダ、ヨーロッパの一部でも利用されていますが、日本のように広く普及しているわけではなく、主にアウトドア活動で使用されることが多いです。また、温暖な気候の国では需要が少なく、販売されていない場合もあります。
今回の雑学、カイロで温まったときにでも思い出してみてください。
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