『パフェ』と『パルフェ』
「パフェ」と「パルフェ」、どちらも同じデザートのことだと思っていませんか? 実はこの2つ、似ているようで異なるスイーツなんです。
今回は、パフェとパルフェ、それぞれの違いをわかりやすく解説。あなたが次に食べるスイーツは「パフェ」? それとも「パルフェ」? 違いを知って、より楽しんでみましょう!
そもそも『パフェ』とは
そもそも、パフェとは何かについてから解説していきます。日本で親しまれている「パフェ」とは、層になったアイスクリームやフルーツ、生クリームが魅力のデザート。見た目も華やかで、特に暑い季節には爽やかな味わいが人気を集めます。地域ごとに特色のあるパフェが生まれ、旬のフルーツをふんだんに使ったものも楽しめます。
名前の由来は後述するフランス語の「パルフェ(Parfait)」。「完璧」という意味を持っています。ちなみに、私たちが知っているパフェは日本で生まれたもの。パルフェを参考に考案されたそうです。
それでは『パルフェ』とは何?
パルフェはフランス発祥のデザートで、アイスクリームやソルベを主役にしたスイーツです。その名はフランス語で「完璧」を意味し、手間をかけて丁寧に作られるのが特徴。
グラスに盛り付けられ、フルーツやチョコレート、ナッツなどで華やかに飾られることが多く、見た目の美しさにもこだわりが詰まっていることが多いです。
『パフェ』と『パルフェ』の違い
パフェとパルフェは、作り方には大きな違いがあります。パフェは日本のデザートで、アイスクリームやフルーツ、生クリームを層にして盛り付けるスタイルが特徴。自由なデコレーションが可能で、地域や季節に応じて様々なバリエーションが楽しめます。
一方、パルフェはフランス発祥のスイーツ。アイスクリームやソルベをメインとし、グラスに美しく盛り付けられることが多いです。フルーツやチョコレート、ナッツなどで飾られ、見た目の美しさにも強いこだわりが感じられます。手間暇をかけて作られることが一般的で、フランス語で「完璧」という意味を持つその名前にふさわしい、精巧なデザートといえます。
ただし、フランスのパルフェと日本のパルフェには、だいぶ違いがあります。フランスのパルフェは前述の通りアイスクリームやソルベを使ったデザートですが、日本のパルフェはそれにスポンジケーキやフルーツ、ゼリー、ソースなどを加え、層を作るスタイルにアレンジされています。つまり、パフェです。
まとめると、本場フランスのパルフェと日本のパフェは作り方や見た目に違いがあります。一方で、日本のパフェとパルフェはほぼ同じデザートです。日本においては、呼び方が違うだけというケースがほとんどでしょう。
今回の雑学、パフェやパルフェを食べたときに思い出してみてください。
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