Instagramに投稿されたのは、ハワイ在住の親子の健診風景。緊張したように眉間にしわを寄せる2歳の女の子を笑顔にしてくれたのは、優しさあふれるベテランの小児科医でした!
投稿された動画は117万再生を突破し、ほのぼのとさせられる光景に1万いいね!が寄せられています。
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健康診断で緊張している2歳の女の子
投稿主の「Misato」さんは、アメリカ人の夫と結婚し、現在はハワイ在住。娘の「サマー」ちゃんも生まれ、すくすくと成長していました。ある日、まだ2歳だったサマーちゃんが、健康診断を受けることに。
ハワイでは日本と異なり、子どもが生まれる前からどの小児科医に診てもらうかを決めておき、出産翌日にその先生が会いに来てくれるというシステムとなっています。そのため、今回担当してくれた小児科医の先生は、サマーちゃんが生まれた直後からのお付き合いです。
しかし、医者を目の前にすると緊張してしまいやすいのは子どもも大人も同じ。サマーちゃんも、さっそく始まった触診に緊張した様子です。
泣いたりはしていませんが、先生が肩や腕に触れて異常がないかを確かめる中、眉間にしわをぎゅっと寄せているところを見ると、不安を感じているのはよく伝わってきました。
子どもの笑顔を引き出す小児科医のテクニック
先生はもちろん、サマーちゃんのその様子をしっかりと把握していました。健診を終えることだけを考えるなら、必要な事をササッと済ませればいいだけ…。けれども、それではサマーちゃんがお医者さんや病院に嫌な印象を残してしまいます。
そこで先生は足の触診を始める前に、サマーちゃんがはいていたサンダルに注目。「穴開いちゃってるよ~」とサンダルに開いた通気穴を指し示し、診察そのものから気をそらさせます。
さらには、サマーちゃんの足をわざと大げさにクンクンと嗅いで、臭いかどうかをチェックするジョークまで披露!最初こそ足裏を嗅がれたことで「何してるの?」とちょっと不審そうなサマーちゃんでしたが、先生のおちゃめな演技にすぐに顔がほころびました。
ここで、ベテランの小児科医ならでは…のテクニックがもうひとつ。笑顔を見せてくれたからといってすぐに診察には戻らずに、サマーちゃんが持っていたぬいぐるみについて話しかけていきます。
「ゾウさんかな?」とわざと間違えて、サマーちゃんに「違う」「キリン!」と教えてもらうことで、先生や病院に対する恐怖や不安を取り除いてくれているようでした。
泣かずに終えた2歳児健診に感動する母
先生とのそんなやり取りのおかげか、サマーちゃんの表情は最初に比べて随分和らいだようです。その後、診察ベッドに寝かされて、目にライトを当てられても、先生がちゃんと「これ眩しいよ」と話しかけてくれるおかげか極端に怖がる様子はありません。
実は、1歳半健診の時には体を触られただけで大泣きしてしまっていたというサマーちゃん。2歳児健診では泣くこともなく順調に診察を受けることができて、母であるMisatoさんはとても感激したのだそう!
鼻の穴のチェックをされても嫌がることなく、頑張りきることができました。サマーちゃんの鼻の中を覗く先生が、「カブトムシが住んでるよ~」など、独特の例えでママも巻き込みながら笑わせてくれたのが良かったのかもしれません♪
この投稿には、『さすが小児科の先生ですね』『日本にもこんな小児科医がいたらなぁ』『素敵すぎますね〜こんな愉快で安心できる先生!』『大人だけれどこの様な優しい先生が主治医だといいなぁ』といった、優しさあふれる小児科のお医者さんの姿に称賛のコメントが集まりました。
また、かつてハワイを訪れたり、住んでいたという人たちから、『息子もハワイ旅行の際お世話になりました』『お元気な先生を見る事が出来て嬉しい』など、ベテラン先生との思い出を懐かしむ声もたくさん寄せられています。
サマーちゃん、Misatoさん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「Misato」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。