1月28日は『逸話の日』!語呂合わせから始まった記念日の意外な真相

雑学

思わず誰かに話したくなる『逸話』の世界

「へぇ~、そうだったの?」思わずそんな声が出てしまうような話って、ありますよね。

例えば、日本の代表的な家庭料理「肉じゃが」。実はイギリス留学から帰国した東郷平八郎が、食べたくなった「ビーフシチュー」を日本の料理人に説明したことから生まれたって知っていましたか?

こんな意外な話のことを「逸話」と呼びます。実はこの「逸話」、私たちが普段使っている意味とは少し違う面白い秘密が隠されているんです。

『逸話の日』が1月28日になった意外な理由

「1月28日」という日付、一見するとなんの変哲もない普通の日のように見えます。でも、この数字をよ~く見てみると…。そう、「い(1)つ(2)わ(8)」と読めるんです!

こうした語呂合わせから生まれた記念日には、実は深いメッセージが込められています。「まだ知られていない面白い話を見つけて、みんなで共有しよう」。そんな思いが、この日付に込められているんです。

「逸話」の本当の意味に迫る

「有名な逸話」なんて言葉、よく耳にしますよね。実はこの表現、本来の「逸話」の意味からすると矛盾しているんです。なぜって?それは「逸」という漢字の本当の意味に秘密が隠されています。

「逸」には「もれる・それる」という意味があり、「逸話」は本来「記録からもれた、あまり知られていない話」を指すんです。だから「有名な逸話」というのは、実は「有名な知られていない話」という矛盾した表現なんですね。

意外と知らない「逸話」と「エピソード」の違い

日本語では「逸話」と「エピソード」をよく同じような意味で使いますよね。でも実は、英語の「episode」(※1)は、ドラマの「1話」や小説の「1章」を指す言葉なんです。

逸話を英語で表すなら「anecdote」(※2)が正しい。でも日本では独自の進化を遂げて、「エピソード」も「逸話」と同じような意味で使われるようになったんです。

※1:「episode」は「一つのまとまった出来事」や「(ドラマなどの)1回分」を指す英単語。
※2:「anecdote」は「個人的な経験や出来事についての短い話」を意味する英単語。

時代とともに変わる「逸話」の使われ方

面白いことに、「逸」という漢字には「優れている」という意味もあります。そのため、近年では「秀逸な話」という解釈も生まれ、「有名な逸話」という表現も自然と受け入れられるようになってきました。

言葉って生き物みたいですよね。時代とともに少しずつ意味が変化して、新しい使い方が生まれていく。「逸話」という言葉も、まさにそんな進化を遂げてきたんです。

思わずうなずく!歴史を彩るおもしろ逸話の数々

歴史の教科書には載っていないけれど、思わず誰かに教えたくなるような話って、たくさんありますよね。例えば、なぜ首相官邸が建てられることになったのか、その意外な理由をご存知ですか?

伊藤博文と首相官邸誕生の秘話

初代内閣総理大臣・伊藤博文といえば、日本の近代化に尽力した偉人として知られています。でも実は、彼には意外な一面がありました。なんと大の芸者好き。そのせいで自宅を失いそうになり、「首相が家なしでは困る」という理由で、首相官邸が建てられることになったんです。

明治天皇に注意されたときの彼の返答が実に面白い。「皆も隠れて女遊びをしており、私は堂々とやっているだけです」と、まさかの開き直り。その潔さに思わず笑ってしまいますね。

東郷平八郎と肉じゃがの誕生秘話

明治時代、まだ牛肉を食べ始めたばかりの日本。そんな時代に、イギリス留学から帰国した東郷平八郎が懐かしくなったのは、現地で食べていたビーフシチューでした。

料理人に「牛肉を煮込んだ料理」と説明したものの、当時の日本人にはピンとこない。そこで和風にアレンジしたところ、偶然にも今では国民食となった「肉じゃが」が誕生したんです。

文豪たちの知られざる素顔

私たちが教科書で習う文豪たち。その作品は知っていても、意外な素顔については知らないことが多いものです。例えば、芥川龍之介は熱烈なラブレターの名手で、「文ちゃんがお菓子なら頭から食べてしまいたい」なんて独特な表現を使っていたそうです。

夏目漱石は執筆中に行き詰まると、なんと鼻毛を抜いて整理する習慣があったとか。今でいう「スイッチ」のようなものだったのかもしれませんね。

誰かに教えたくなる!素敵な『逸話の日』

こんな面白い逸話たち、見つけたら誰かに教えたくなりますよね。実は、そんな気持ちこそが「逸話の日」の本当の魅力なんです。

家族や友人との何気ない会話の中で、「そういえば面白い話を知ってるんだけど…」と切り出してみる。すると、相手も「へぇ!」と目を輝かせ、今度は違う逸話を教えてくれるかもしれません。

そうやって人から人へと伝わっていく逸話は、私たちの生活をちょっとだけ楽しく、ちょっとだけ豊かにしてくれます。まるで「おもしろ話のリレー」のように、次々と新しい発見が生まれていくんです。

さあ、今日からあなたも逸話探しの旅に出かけてみませんか?きっと、思わず誰かに教えたくなるような素敵な話に出会えるはずです。

1月28日『逸話の日』基本情報
記念日の由来 「い(1)つ(2)わ(8)」の語呂合わせ
本来の意味 記録からもれた、あまり知られていない話
現代の意味 秀逸な話、興味深いエピソード
英語表現 anecdote(正しい表現)
episode(和製英語での使用)
記念日の目的 知られていない面白い話を見つけて共有すること

こんな記事も読まれています

公園の遊具を一生懸命登る『1歳児』…ママからの応援に対する赤ちゃんの反応が面白すぎると4.1万再生「いい返事w」「スパルタw」

見たらラッキー!『逆さ虹』の仕組みと幸運を呼ぶ理由とは?