1週間の始まりは『日曜日』と『月曜日』どっち?
突然ですが、みなさんは「1週間の始まり」と聞いて、何曜日を思い浮かべますか?『日曜日』が最初だと思う人もいれば、『月曜日』が始まりだという人もいるでしょう。
今回は週の始まりに関する面白い雑学をお届け。最後までお読みいただくと、ちょっぴり物知りになった気分が味わえることでしょう。
日本における週の始まりは『日曜日』
結論から述べると、日本などで採用されているグレゴリオ暦では、『日曜日』を週の始めとしています。日曜日はキリスト教において「イエス・キリスト」の復活の日。そして、仕事を休んで礼拝を行う「安息日」として重視されているためです。
現在の「七日週」の習慣はユダヤ教に由来し、「旧約聖書」の創世記に記されている神の天地創造に基づいています。神が6日間で世界を創り、7日目に休んだことから、その日が安息日(土曜日)とされました。この習慣はユダヤ教からキリスト教に受け継がれ、「安息日(土曜日)」の翌日である日曜日を週の始まりとしたのです。
この暦の考え方はアメリカで取り入れられ、日本でも明治時代に広まりました。カレンダーも、日曜日から始まるものが一般的になっています。また、日本の労働基準法においても、特別な規定がない場合、1週間は日曜日から土曜日までと解釈されています。
海外では『月曜日』始まりの国もある
一方ですべての国が日曜日始まりというわけではありません。たとえば、ヨーロッパなどでは週の始まりを「月曜日」と定めています。これはISO(国際標準化機構)が「生活や実務の面では週の始まりを月曜日とする」ことを推奨したためです。
その結果、EU加盟国のほとんどがこの考え方を採用。日曜日ではなく月曜日を週のスタートしているそうです。たしかに、週休二日制が一般的な日本においても、土日を「週末」として捉える人が多いです。仕事が始まる月曜日を週の始まりとする方が実用的かもしれません。
今回の雑学を周りに披露してみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。日本では、グレゴリオ暦に基づき「日曜日」が週の始まりとされています。これはキリスト教の伝統に由来し、神が7日目に休んだことを表す「安息日(土曜日)」の翌日が日曜日とされたためです。この考え方はアメリカから日本に伝わり、カレンダーにも反映されています。
一方、ヨーロッパではISOの推奨により「月曜日」を週の始まりとしています。週休二日制が普及した現在、土日を「週末」とし、月曜日をスタートと考える方が実用的という見方もあります。
今回の雑学、面白かったらぜひ周りの人にシェアしてみてください。もしかすると、話が盛り上がるかもしれませんよ。
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