『豆知識』と『雑学』
日常の会話でよく耳にする「雑学」と「豆知識」。どちらも何気ない知識として使われることが多いですが、この二つには明確な違いがあることを、みなさんご存じでしょうか?
今回は「雑学」と『豆知識』の違いについて解説。最後までお読みいただくと、ちょっぴりだけ物知りになれることでしょう。
そもそも「雑学」とは
まずは、雑学とはそもそもどんな意味なのか解説していきます。
「雑学」とは、様々な分野の知識を浅く広く集めたもの。専門的に深掘りされた知識とは異なり、一般にはあまり知られていない情報のことです。たとえば、多くの人が知っている「常識」とは異なり、雑学は「え、そんなこと知らなかった!」と驚かれるような内容が多いです。
雑学は英語で「trivia(トリビア)」といいます。トリビアといえば、過去に放送されていた人気番組「トリビアの泉」が有名ですよね。「役に立つかはわからないけど、つい誰かに話したくなる」ような知識。それこそが「雑学」なのです。
一方『豆知識』とは
それでは「豆知識」とは何なのか?その答えは、雑学の中でも特に実用性が高い知識のことです。もう少しかみ砕いて解説しましょう。
「豆知識」は、文字通り「豆のように小さな知識」を指し、日常生活で役立つちょっとした情報を意味します。つまり『豆知識』は「雑学」の一種。ただし、単なる面白い話ではなく、知っていると得をする実用的な知識です。
たとえば、下記のようなものが豆知識に該当します。
- 玉ねぎを切るときに涙を防ぐ方法 → 冷蔵庫で冷やしてから切ると、刺激成分が飛び散りにくい。
- 炭酸が抜けたコーラを復活させる方法:食用の重曹とクエン酸を少量入れると再び炭酸が発生する
よく実用的で昔ながらの知恵のことを「おばあちゃんの豆知識」と呼びますよね。豆知識は雑学の一種ではあるものの、実生活に活かせる情報なのです。
『豆知識』と『雑学』の違い
それでは「雑学」と『豆知識』の違いをまとめてみましょう。
- 雑学:さまざまな分野の幅広い知識を集めたもの。主に話のネタや娯楽として楽しむものが多い。
- 豆知識:雑学の一種で、日常生活に役立つ実用的な知識。知っていると得をする情報が多い。
「雑学」とは、さまざまな分野の知識を集めたものを指します。その中でも、特に日常生活で活用できる知識が「豆知識」です。雑学は興味深く、話のネタになることが多いですが、実際に役立つ場面は限られています。一方、豆知識はすぐに実践できる実用的な情報が多く、知っておくと生活のちょっとした助けになるのが特徴です。つまり実用的かどうか、ということです。
今回の記事の内容が面白ければ、ぜひ雑学のひとつとして周囲の人に披露してみてください。実用性は低いですが話のネタとして盛り上がることでしょう。
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