『ビストロ』と『フレンチ』は何がどう違う?フランス料理の雑学を解説

雑学

『ビストロ』と『フレンチ』

フランス料理と聞くと、格式高いレストランで供されるコース料理を思い浮かべる方も多いでしょう。でも実は、同じフランス料理でも「ビストロ」と「フレンチ」では雰囲気や料理のスタイルに大きな違いがあります。

今回は、「ビストロ」と「フレンチ」の違いをわかりやすく解説。知っているとちょっと話したくなるフランス料理の雑学をお届けします。ぜひ、最後までお読みください。

『ビストロ』とは…

ビストロとは、フランス語で「小さなレストラン」「小カフェ」「居酒屋」などを意味する言葉。気軽に立ち寄れる飲食店のことを指します。レストランほど格式張っておらず、日常の中でふらっと訪れて食事やワインを楽しめる場所といったところです。

料理は、高級食材を使った豪華なもの…ではなく、フランスの家庭的で素朴なメニューが中心。どこか親しみやすく、肩の力を抜いて食事ができるのが魅力です。

アットホームな雰囲気でドレスコードもなく、カジュアルな服装で入店してもOKです。営業時間も比較的長く、夜遅くでも立ち寄れることが多いのも特徴のひとつです。

ビストロは、19世紀後半のパリで生まれたとされ、地域の人々が日常的に通うお店として親しまれてきました。

一方『フレンチ』とは…

ビストロがアットホームでフランスの家庭料理が楽しめる庶民的なお店なのに対し、フレンチはフランス料理を指します。

フランス料理と聞くと、コース仕立ての格式高い料理を思い浮かべる方も多いかもしれません。実際、繊細な技法や美しい盛り付け、高級食材を使ったフランス料理は多く、特別な日の食事としても親しまれています。

ただし、フランス料理は高級レストランのコース料理だけではありません。クレープやフライドポテト、サンドウィッチのような軽食や、フランスの家庭料理もフランス料理の一部です。フレンチとは、そういったフランス料理全般を指す言葉なのです。

『ビストロ』と『フレンチ』の違い

今回の雑学を振り返ってみましょう。

ビストロは、フランス語で「小さなレストラン」や「居酒屋」を意味し、気軽に日常的に訪れることができる飲食店のこと。家庭的で素朴な料理を提供し、カジュアルな雰囲気でドレスコードもありません。

一方、フレンチはフランス料理全般を指す言葉。高級レストランのコース料理だけでなく、クレープやフライドポテトなどの軽食やフランスの家庭料理も含まれます。

今回の雑学、ビストロに訪れたときやフレンチを食べるときにでも思い出してみてください。もしかすると、いつも以上にフランス料理が美味しく感じられるかもしれませんよ。

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