自分で『パイプオルガンっぽい楽器』を制作…まさかの楽器とのコラボに驚きの声「発想がすごい」「真似できないw」と783万表示

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X(旧Twitter)に投稿され「天才的!」と話題になっているのは、誰もが一度は触ったことがある楽器を組み合わせて作り上げられた「パイプオルガンっぽいもの」の演奏風景。

投稿主さんが独自に仕上げた楽器の仕組みと音楽の音色に、投稿動画はXで783万回以上も表示されるほどの大好評を博し、18万いいね!が集まりました。

塩ビとリコーダーで作られたパイプオルガン

いろいろなものを組み合わせてオリジナル楽器を作っている投稿主の「創(そう)」さんが、また新たに斬新な楽器を作り上げました。

驚きの発想で組み上げられた「パイプオルガンっぽいもの」の材料となっているのは、ホームセンターなどでもよく見かける灰色の塩ビ管と、日本の小学校に通ったことがある人なら馴染み深い楽器のリコーダー。約70時間かかったというそのオリジナル楽器は、細かい設計図などはないまま、その場その場で現物を微調整しながら作られたそうです。

足元のポンプを踏むと、注入された空気が端に取り付けられた風船に送られ、演奏者が鍵盤部分を押すことでその空気がリコーダーへと吹き込まれるようになっています。すると、鍵盤ごとに音階の違う音が見事に鳴り響くという仕組み!

足元のポンプをシュッシュッと踏むと…

風船に空気が送られ準備完了!

鍵盤を押すとリコーダーの音が響きわたる♪

鍵盤を押して演奏している間は、足元のポンプを定期的に踏んで風船に空気を補充しておけば、弾きたい曲が終わるまで音が鳴り続けます。創さん曰く、本物のパイプオルガンの作りは「次元が違う」ので、オルガンビルダーを尊敬するとのことですが、この「パイプオルガンっぽいもの」も常人では作ることができない素敵な楽器です!

懐かしい音色が響く演奏

さっそく鍵盤を押して創さんが弾き始めたのは、有名な作曲家であるバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」。本物のパイプオルガンの音で聞くと荘厳な雰囲気が漂う曲目ですが、リコーダーの音で聞くことになるとは何とも新鮮です。

演奏の始まり♪

リコーダーの音でこの曲を聞くことになるとは!

見た目はオルガン、音色はリコーダーというギャップのある楽器の面白さは、見ていてワクワクしてくるほど!

さらには、空気を溜める風船とは反対側に取り付けられたもう1つの風船を軽く握ったり離したりしてみると、波打つようなビブラート音まで出せるのですから、幅のある演奏ができる仕組みとなっているようです。

ビブラート音も出せるとは!

ちょっぴり気の抜けちゃう最後の音にクスッ!

やがて、曲の終わりに向けて足元のポンプを踏むのを止めると、膨らんでいた風船もすっかりしぼみ…。送り出す空気がなくなった「パイプオルガンっぽいもの」から奏でられる音は、徐々に力尽きていくような雰囲気で変化し始めました。

空気を送り込むのを止めると…

風船も小さくしぼむ

そして、演奏の仕上げとばかりに、握っていた小さな風船を創さんが押すと、最後は「プペッ」と気の抜けたような可愛い音が!思わず笑っちゃう音で、演奏は終了したのでした。

最後に一押し…可愛い音が!

楽しく演奏が終了♪

この投稿には、『パイプオルガンの中身はこれなんじゃないかと思うような素晴らしい作り』『大人の自由研究みたいな雰囲気いいね』『すごい、楽しい〜!!』『楽器作るのもすげえがちゃんと演奏できるのもすごいw』などの絶賛のコメントが続々と寄せられています。

この「パイプオルガンっぽいもの」は海外からのオーダー品だったため、現在は手元から離れてしまったそうですが、今後も創さんが作る楽器や演奏がとても楽しみですね!

創さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。

写真・動画提供:Xアカウント「創@自作楽器」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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