えっ、マヨネーズも？意外と多い機内持ち込みNGのアイテムたち
飛行機の機内持ち込み制限は、アルコールや大きなペットボトルだけと思っていませんか？
実は、意外なアイテムが次々とNGリストに載っているんです。例えば、マヨネーズ。液体に分類されるため、100mlを超えると手荷物として機内には持ち込めません。同様に、ジャムやドレッシングもNG対象です。
持ち込み禁止の背景には、セキュリティ上の理由があります。100mlを超える液体や半液体物は、たとえ食べ物であってもテロ対策の一環として制限されています。これは、液体爆発物が持ち込まれる可能性を排除するため。だからこそ、普段の生活で使うものも機内持ち込みには要注意なんです。
さらに、他にも「これもダメなの？」と思わず首をかしげてしまうアイテムがたくさんあります。それでは、次の章でさらに具体的に見ていきましょう。
飲み物と化粧品も要注意！国内線と国際線で異なる持ち込みルール
国内線と国際線では、同じアイテムでも持ち込みルールが変わることをご存じでしょうか？これは、各国の航空規則に合わせた制約の違いがあるためです。国内線なら持ち込めるものでも、国際線では厳しい制限がかかることが多いのです。
たとえば、ノンアルコール飲料は国内線なら問題なく持ち込めますが、国際線では100ml以下の容器に入れなければなりません。また、アルコール飲料も国内線なら24％以下であればOKですが、国際線では基本的に機内持ち込みができません。規則に違いがあるため、持ち込み前にはルールをしっかりと確認することが肝心です。
このように、普段使っている飲み物や化粧品であっても、行き先によっては持ち込みが制限されることがあるのです。
これも液体！？持ち込み制限がかかる意外な日用品リスト
液体と言えば「水やジュースでしょ？」と思いがちですが、実は日用品の多くも液体扱いされ、持ち込み制限がかかることがあります。クリームやジェル状、ペースト状のアイテムがこれにあたり、具体的にはハンドクリーム、リキッドファンデーション、制汗スプレー、歯磨き粉などが含まれます。
特に要注意なのがスキンケア用品です。化粧水やローションはもちろん、ジェル状の日焼け止めやヘアスタイリングジェルなども液体とみなされるため、100ml以下の容器に詰め替えないと持ち込めません。「これは液体？」と疑問に思うものほど、一度チェックすることが大切です。こうしたアイテムが多いため、機内持ち込みの準備には少し工夫が必要です。
没収されないための準備！液体物を持ち込むための賢いパッキング術
機内に持ち込む液体物は厳しい規則に従う必要がありますが、上手にパッキングすれば問題なく持ち込むことが可能です。
まずは、100ml以下の容器を準備しましょう。最近では100円ショップやドラッグストアで小分け用の容器が手軽に手に入ります。お気に入りのスキンケア用品も詰め替えておけば、安心して持ち込めます。
また、透明なジッパー付き袋に液体物をまとめておくと、検査もスムーズに進みます。袋の容量は1Lまでで、縦横の合計が40cm以内であることが一般的な目安です。液漏れ対策としてビニール袋に二重に入れるのもおすすめです。液体物のパッキングに少し工夫をすることで、持ち込みがずっとスムーズになります。
液体持ち込みルールが変わるかも？世界で進む最新の規則緩和
これまで厳しかった機内持ち込みのルールですが、近年は少しずつ緩和の兆しが見えています。海外では最新の3Dスキャナー技術が導入され、液体の安全性を即座にチェックできるようになってきているのです。この技術が広まれば、私たちの手荷物からわざわざ液体を取り出さずに済むようになるかもしれません。
すでにイギリスやアメリカの一部の空港では100mlの制限が撤廃されるなど、新たなルールが導入されています。日本でも導入が検討されているため、今後さらに緩和が進むことが期待されます。未来には、機内持ち込みのルールがよりシンプルになり、快適な旅行が当たり前になる日も近いかもしれません。
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