ネコハラ|猫が仕事を邪魔してくる

面白いハラスメントの中でも、ゆるいネタとして知られているのが「ネコハラ」です。これは、猫によって仕事や作業が邪魔される状態を指す言葉として使われることがあります。
たとえば、在宅勤務中に猫がキーボードの上に乗ってくる、オンライン会議中に画面へ映り込む、書類の上でくつろいでしまうといった場面です。
作業している側からすると困るのですが、猫好きにとっては「かわいいから許してしまう」と感じやすいのも特徴です。
一般的なハラスメントとは違い、ネコハラは猫との暮らしで起きる小さなハプニングを面白がる表現に近いでしょう。
「ハラスメント」という重い響きが、猫相手だと一気にゆるくなるところもネコハラらしさです。
オモハラ|急に面白い話を求められる

「オモハラ」は、「面白い話をして」「何か笑える話ないの?」と、相手に急に面白さを求めるような行為を指す言葉として使われることがあります。
飲み会や雑談の場で、突然話を振られて困った経験がある人もいるのではないでしょうか。
言った側は軽いノリのつもりでも、振られた側は一瞬で頭が真っ白になることもあります。特に、上司や先輩など断りにくい相手から言われると、「何を話せばいいの?」と焦ってしまう場面もあるでしょう。
名前だけ見ると少し笑えますが、実際には“急に芸人枠にされる”ような気まずさがあります。誰かに話を振るときの空気感まで名前になっているところが、オモハラの面白いところです。
オカハラ・オミハラ|お菓子やお土産の気まずさ

職場や学校で意外と気まずさを生みやすいのが、お菓子やお土産に関するやり取りです。
「オカハラ」は、お菓子にまつわるハラスメントとして使われることがあり、特定の人にだけお菓子を配らない、反対に無理に食べさせようとするような場面が例として挙げられます。
お菓子そのものは小さなものでも、「自分だけ配られなかった」と気づくと、妙に気になってしまうことがあります。逆に、お腹がいっぱいなのに「せっかくだから食べて」とすすめられるのも、少し断りづらいものです。
また、「オミハラ」は、お土産や差し入れの値段を調べたり、金額で相手の気持ちを測ったりするような行為を指す言葉として紹介されることがあります。
善意で渡したものを値段でチェックされると、なんとも言えない気まずさが生まれます。
オカハラやオミハラは、「お菓子」「お土産」という軽いテーマだからこそ、名前のインパクトがあります。ちょっとした差し入れまで○○ハラ化されるところに、言葉の面白さがあります。
ジロハラ・ヌーハラ|食べ物にまつわる○○ハラ

食べ物に関する○○ハラも、ネタとして話題になりやすい種類です。
「ジロハラ」は、ラーメン二郎にまつわるハラスメントとして紹介されることがある言葉です。行ったことのない人を無理に連れて行く、食べきれない量の注文をすすめる、独特の注文方法を知らない人に強く指摘する、といった場面がイメージされます。
もちろん、ラーメン二郎そのものが悪いという話ではありません。ただ、初めての人にとっては、量や雰囲気に少し圧倒されることもあります。
ほかにも、麺をすする音に関する「ヌーハラ」という言葉があります。これは、ラーメンやそばなどの麺をすする音が気になることを指す言葉として使われます。食べ方の文化や感じ方は人によって違うため、話題になると意見が分かれやすいタイプの○○ハラです。
食べ物系のハラスメント名は、日常に近いぶん「そこにも名前が付くの?」と引っかかりやすいジャンルです。好きな食べ物、食べ方、食べる量など、身近なことほど意外とネタになりやすいのかもしれません。
カラハラ・ゼクハラ・ブラハラ|人間関係にもある○○ハラ

人との距離感が出やすい場面にも、変わった○○ハラがあります。
たとえば「カラハラ」は、カラオケで歌うことを強く求めるような行為を指す言葉として使われます。歌うのが好きな人には楽しい場でも、苦手な人にとっては順番が回ってくるだけで緊張することがあります。
「ゼクハラ」は、結婚や将来について過度に迫るような言動を指す言葉として知られています。恋人同士の会話でも、友人や親戚との雑談でも、結婚の話題を何度も持ち出すと、相手によっては少し重く感じられることがあります。
また、「ブラハラ」は、血液型で性格を決めつけるような言動を指す言葉として使われます。「A型だから几帳面」「B型だからマイペース」といった会話はよくありますが、決めつけられる側からすると、少しモヤッとすることもあるでしょう。
このあたりの○○ハラは、どれも日常会話の中に入り込みやすいものばかりです。だからこそ、名前を見た瞬間に「ああ、そういう場面あるかも」と想像しやすいのかもしれません。
まだある変わったハラスメント名

ここまで紹介したもの以外にも、日常のちょっとした行動や空気感に名前を付けたような○○ハラはあります。
すべてが正式な用語というわけではありませんが、ネタとして見ると「言われてみれば分かるかも」と感じるものもあります。
- スメハラ:においに関する不快感を指す言葉
- フキハラ:不機嫌な態度で周囲に気を使わせるような行為
- ロジハラ:正論や理屈で相手を追い詰めるような言動
- リモハラ:リモートワーク中の言動で相手に負担をかけること
- エアハラ:エアコンの温度設定などをめぐる不快感を指す言葉
- ホワハラ:過度な配慮や優しさが、かえって相手の負担になること
こうして見ると、○○ハラという言葉は、職場だけでなく食事、恋愛、雑談、趣味、SNSなど、かなり幅広い場面に広がっています。
名前のインパクトだけでなく、日常のちょっとした場面が名前になっているところが、話題になりやすい理由のひとつでしょう。
○○ハラはネタとして楽しむくらいがちょうどいい
ネコハラ、オモハラ、オカハラ、ジロハラなど、面白いハラスメント名には、聞いただけで場面が浮かぶものが多くあります。
中には、ほとんど冗談やネット上のネタとして楽しまれているものもあります。
ただし、「ハラスメント」という言葉が入っている以上、本来は相手が嫌がる行為や、立場の差によって断りにくい状況が関係することもあります。
すべてを深刻に受け止める必要はありませんが、相手が明らかに嫌がっているのに「ネタだから」で押し通すのは避けたいところです。
面白い○○ハラの名前は、単なる言葉遊びとしても楽しめます。こうして並べてみると、日常の何気ない場面にも“○○ハラ化”されやすいネタが隠れていることが分かります。


