『月が綺麗ですね』とは
「月が綺麗ですね」とは、いわゆる愛を告白するときの言葉。相手に対する好意を月に絡めて表現しているのです。諸説ありますが日本の文豪「夏目漱石」が”I love you”を「月が綺麗ですね」と訳したのが由来とする説もあります。
やや遠回し的な表現ですが、その一方でロマンチック。もし、本当に月が綺麗な夜に伝えられたら、相手もときめいてくれるかもしれません。
ただし、告白が成功するのは相手が「月が綺麗ですね」の意味を知っている場合のみ。もし「月が綺麗ですね」の意味を知らない相手に使ってしまったら空回りしてしまう恐れがあります。「月が綺麗ですね」を使う場面と相手は慎重に選んだ方がよいでしょう。
愛の告白にOKの場合
ここからは「月が綺麗ですね」に対する正しい返事の仕方について紹介していきます。まずは愛の告白にOKの場合。下記のような返答の仕方が正しいです。
- 死んでもいいわ
- これからもずっと、一緒に見てくれますか
- 今ならきっと、手が届くでしょう
- このまま時が止まればいいのに
この中で一番定番なのは「死んでもいいわ」。少々、過激な表現ではありますが要するに「死んでもいいくらいあなたのことが好き」という意味合いです。ロマンチックな雰囲気を重視するなら「これからもずっと、一緒に見てくれますか」「今ならきっと、手が届くでしょう」などの方がベターでしょう。
告白を断る場合
逆に愛の告白を断りたい場合は、下記のフレーズが用いられます。
- 私には月が見えません
- 私には星の方が綺麗です
- 手が届かないからこそ、綺麗に見えるのです
- でも青くはありません
断りの言葉だけあって、どれもこれも心にグサッと刺さる言葉ばかり。
分かりにくいのが「でも青くはありません」。これは、ブルームーンという1か月の間に起こる2度目の満月になぞらえた返事です。ブルームーンは滅多に見られない珍しい月とされており、「あなたの気持ちに応えることは、青い月が現れるのと同じくらい滅多に起こらない」という意味合いになります。断り文句の中でも、なかなかインパクトが強い言葉です。
返事を保留する場合
最後に「月が綺麗ですね」の返事を保留にしたいときの言葉を紹介します。
- 一緒に見てくれてありがとう
- いつか青い月も、見られるかもしれませんね
- あとどれくらい、月は出ているでしょうか
穏便なのが「一緒に見てくれてありがとう」。まずは相手への感謝の気持ちを伝えることで相手も一安心できます。前向きに検討したいときは「いつか青い月も、見られるかもしれませんね」がおすすめ。珍しい月がくるかもしれない=OKかもしれないというニュアンスになります。
いつまで待ってくれるかを聞きたい場合は、「あとどれくらい、月は出ているでしょうか」を使いましょう。考える時間が欲しい時に丁度いいです。
『月が綺麗ですね』への返事をマスターしよう!
「月が綺麗ですね」はロマンチックな告白の言葉。返事の仕方をしっかり理解しておくと、場の雰囲気を壊さずに告白に応じることができます。もしも、「月が綺麗ですね」と伝えられたら、今回紹介した返事を伝えてみてはいかがでしょうか。
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