オレンジデーとは?4月14日に愛媛から生まれた記念日
バレンタインデーやホワイトデーが終わった後、ふと「これでイベントもひと段落かな?」と思ったことはありませんか?
実は、もう一つ新しい記念日がひっそりと注目を集めているんです。その名も「オレンジデー」。名前だけ聞くとピンとこないかもしれませんが、この日は意外にも長い歴史とちゃんとした意味があるんです。
オレンジデーは、愛媛県のJA全農えひめが中心となって1994年に提唱しました。愛媛といえばみかんなどの柑橘類が有名ですよね。そこで、柑橘類の消費拡大や愛媛県そのものをもっと多くの人に知ってもらおうという目的で制定されたんです。正式に日本記念日協会に登録されたのは2009年のことでした。
では、なぜこの日が「オレンジデー」として注目されているのかというと、実はこの日は「大切な人との絆を深める日」という素敵な意味があるからなんです。バレンタインデーやホワイトデーで盛り上がった愛情や友情を、オレンジデーで改めて確かめ合おうというわけですね。
なぜオレンジ?意外と知らないオレンジデーの雑学
ところで、どうしてこの記念日にオレンジが選ばれたのか、気になりますよね?
実は、オレンジには昔から愛や幸福を表す深い意味が込められているんです。オレンジの花言葉は「花嫁の喜び」。この花言葉は、オレンジの花が結婚式などのお祝い事に使われることに由来しています。特にヨーロッパでは、花嫁がオレンジの花飾りを身に付けることがあり、「豊かな実り」や「幸せな家庭」を願う意味が込められているのです。
世界的に見ても、オレンジはとても縁起の良い果物として扱われています。例えば、中国では旧正月にオレンジを飾ったり贈ったりする習慣があります。これはオレンジの色が黄金に似ているため、「繁栄」や「富」を意味するとされているからです。
こうした縁起の良さから、日本でも「大切な人と絆を深める日」にぴったりだということで選ばれたわけですね。意外と深いオレンジの話、誰かに話したくなりませんか?
みんなはどう楽しんでる?オレンジデーの過ごし方
とはいえ、いきなり「オレンジデーを楽しもう!」と言われても、何をすればいいのか迷いますよね。実際、みんなはどんな風にこの日を過ごしているのでしょうか?特に多くの人が楽しんでいるのは、ちょっとした贈り物の交換のようです。
恋人同士でさりげなく贈り物
例えば、ある仲の良いカップルは、オレンジデーにお互いにちょっとしたオレンジ色の小物を贈り合っています。高価なものではなく、オレンジ色のパッケージに入った小さなチョコレートや、オレンジを使った可愛い雑貨などを選んでいるようです。
特別感はあまり出しすぎず、あくまでも日常の延長のような雰囲気で渡すのがポイント。お互いに「ありがとう」「嬉しいね」と笑い合いながら、二人だけの穏やかな時間を楽しんでいます。普段照れくさくてなかなか言えない感謝の気持ちを、オレンジ色のプレゼントが自然に伝えてくれているのかもしれませんね。
家族と一緒に楽しむオレンジスイーツ
恋人同士だけではなく、家族でオレンジデーを楽しんでいる人もいます。例えば、とある家庭では、毎年4月14日にオレンジを使ったスイーツを作っています。
お菓子作りと聞くと少しハードルが高く感じますが、彼らが作るのは簡単なオレンジゼリーやマフィン。オレンジジュースや果肉をそのまま使うので、手軽で子どもでも楽しく作れます。
テーブルの上には甘酸っぱいオレンジの香りが広がり、子どもたちは笑顔でおやつタイム。そんな何気ない風景も、「オレンジデー」という名目があることでちょっぴり特別なイベントになります。
このように、日常の中に自然に取り入れることで、家族みんなでさりげなく絆を感じられるのがオレンジデーの魅力の一つですね。
友達同士で気楽にオレンジコーデ
友人たちと気軽に楽しむ人もいます。あるグループでは、4月14日になるとみんなで「オレンジ色」をテーマにしたファッションを楽しんでいます。
とはいえ、全身をオレンジ色で揃える必要はありません。バッグやアクセサリー、スニーカーの一部など、どこか一点だけをオレンジ色にするだけでOK。
いつもの服装にほんの少しだけオレンジ色を取り入れることで、友達同士の会話も自然に弾みます。「そのアクセサリー可愛いね!」、「そのスニーカーおしゃれだね!」と、ちょっとした話題作りにもなるのです。
オレンジ色という明るく温かい色を共有するだけで、友達同士の距離も自然と近づくように感じられます。
街でもじわじわ広がるオレンジデーのイベント
こうした日常の楽しみ方以外にも、最近では街中でもオレンジデーを盛り上げるイベントが増えてきています。
例えば、東京タワーではオレンジデーにちなんだ記念イベントが開催されました。ここでは訪れた人たちが、大切な人への感謝や愛情をメッセージカードに書いて互いに伝え合い、たくさんの笑顔が生まれたそうです。
また、渋谷など都内各地では「キリン・トロピカーナ」が中心となってオレンジジュースなどの商品を無料で配布するサンプリングイベントが行われました。街を歩く人が自然にオレンジデーを意識できるように工夫されています。
こうして徐々に広がりつつあるオレンジデーは、もしかしたら数年後にはバレンタインデーのような定番イベントになっているかもしれませんね。
誰かに話したくなるオレンジデーの小さな話
ここまで読んでくださったあなたは、きっと「オレンジデー」について詳しくなっているはずです。とはいえ、この日を知らない人もまだまだ多いですよね。
例えば、普段話している友達や家族に、「ねえ、オレンジデーって知ってる?」と、ちょっと話題にしてみるのはどうでしょうか?
「実は愛媛県が始めた記念日でさ……」と今日学んだことを自然な会話の中で共有すると、相手も新しいことを知ることができて、きっと楽しい時間になりますよ。
オレンジデーが、あなたにとっても周りの人にとっても、さりげなく楽しめる素敵な日になるといいですね。
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