『アメフト』と『ラグビー』どっちが人気?競技人口と視聴率で検証してみた

雑学

アメフトとラグビー、どっちが人気なの?

アメフトとラグビー、どちらもテレビで見かけたり、名前を聞いたりするけど、正直どっちが人気あるんだろうって疑問に思ったことはありませんか?

僕自身も、友達と話しているとき「アメフトってカッコよくない?」とか「ラグビーの方が盛り上がってない?」みたいな会話が出てきて、どっちが本当に人気なのか気になりました。

この記事では、日本や世界での実際の人気を、競技人口や地域性など、はっきりした数字やリアルな具体例を使ってスッキリさせていきます。

軽く雑談感覚で読んでもらえれば嬉しいです。

日本で人気なのはラグビーかアメフトか

テレビで大きな大会をやっていると、なんとなく人気を感じますよね。でも実際、日本で本当に人気があるのはアメフトなのか、それともラグビーなのかを数字で見てみましょう。

数字で見るとラグビーのほうが圧倒的人気

まず単純に競技人口を比較すると、ラグビーの競技人口は約11万人で、アメフトは約2万人ほどです。この数字だけを見ると、ラグビーの方が圧倒的に人気ということになりますね。

たしかに、最近では日本開催のワールドカップでラグビー人気が一気に盛り上がり、「にわかファン」なんて言葉も生まれました。テレビの前で盛り上がった人も多かったはず。

その一方で、アメフトは大学や社会人リーグが地道に頑張っていますが、やっぱりラグビーのほうが一般的な認知度や身近さでは上かもしれません。

この数字を見ると、「日本ではラグビーが人気」ということに、特に異論はなさそうですよね。

関東はラグビー関西はアメフトの不思議

面白いのは、日本でも地域によってラグビー派とアメフト派がはっきり分かれることなんです。

たとえば関東では、早稲田や明治といった大学のラグビーの試合は毎年盛り上がります。正月の大学ラグビーは伝統的なイベントで、家族でテレビ観戦する人も多いんじゃないでしょうか。

一方、関西に目を向けると、関西学院や立命館といった強豪大学がアメフトで熱い戦いを繰り広げています。特に関西学院と立命館の試合は「西の早明戦」なんて言われるくらい盛り上がりを見せます。

こういう地域性があるから、全国レベルで単純に人気を比べるのはちょっと難しいところもありますが、「東のラグビー、西のアメフト」と覚えておくと雑談のネタにも良さそうです。

人気を知るならルールの違いもちょっと確認

人気の理由を深く知るには、「そもそもアメフトとラグビーって、何がどう違うの?」という基本の部分を少し理解しておくと、ぐっと分かりやすくなります。

詳しく知らなくても、簡単に「なるほどね」と思えるくらいの違いを整理しておきましょう。

一目で分かるアメフトとラグビーの違い

アメフトとラグビーは見た目が似ているせいか、同じようなものだと誤解されがちです。

でも実際には、人数もルールも装備も全然違うんですよ。

《人数》
・アメフト:11人
・ラグビー:15人

《防具》
・アメフト:ヘルメットやショルダーパッドなど必須
・ラグビー:基本的に防具はなし(ヘッドギアは任意)

《パス》
・アメフト:前方へのパスOK(プレーの鍵になることが多い)
・ラグビー:前方へのパスは禁止(横や後ろへのパスのみOK)

《攻守》
・アメフト:攻撃チームと守備チームがはっきり分かれていて、交代制
・ラグビー:試合中に攻守が頻繁に入れ替わる流動的なプレー

こうやって並べて見ると、意外と違いが多いことが分かりますよね。

簡単な比喩で言えば、アメフトは将棋やチェスみたいに作戦や駆け引きをじっくり考えるタイプ、ラグビーはサッカーやバスケのように展開が素早くて瞬間的な判断が必要になるタイプ、とイメージするとわかりやすいかもしれません。

観戦して面白いのはアメフトとラグビーどっち?

ルールの違いがわかったところで、「じゃあ観戦するならどっちが面白い?」という疑問が浮かびますよね。人気という観点では、やっぱり面白さが大切なポイント。

そこで、アメフトとラグビー、それぞれの観戦する時の面白さのポイントを紹介します。

アメフトの面白さは作戦の深さ

アメフトの試合は、一回のプレーごとに作戦を練ってチームが動きます。

プレーが止まるたびにチームが輪になって作戦会議を開く様子を見たことがあるかもしれません。次のプレーで何を仕掛けるか、どんなパスやランが飛び出すのか、観客も一緒に考える楽しみがあるのがアメフトの魅力です。例えるなら、推理小説のように「次はこう来るか?それともこう?」と予測しながら見る面白さがあります。

実際にスタジアムでは観客同士が「あのパス、予想外だったなぁ!」とか盛り上がっている姿がよく見られますよ。

ラグビーの面白さはスピードと連携

一方、ラグビーはとにかく試合が止まらず、目まぐるしく展開が変わるスピード感が魅力です。

選手たちがパスを繋ぎながら一気にトライまで駆け抜けるシーンは、見ている側も思わず興奮してしまいます。さらにラグビーはチーム全員が一体となって連携するスポーツ。パスを受ける選手の動きを予測しながら、絶妙なタイミングでパスをつないでいくプレーは、まるで音楽の演奏を見ているような楽しさがあります。

どちらのスポーツも、それぞれ違った面白さがあるので、どっちが好きかは観る人の好みによって変わるかもしれませんね。

世界の人気は日本と違っていた

日本国内の事情を見てきましたが、じゃあ世界ではどうなのかという疑問もありますよね。日本ではラグビーがややリードしているように見えましたが、世界を見渡すとまた違った景色が見えてきます。

世界でのアメフトとラグビーの人気度を、簡単に紹介していきます。

アメフトはアメリカの国民的スポーツ

アメフトは、なんといってもアメリカの国民的スポーツとして圧倒的な人気を誇っています。アメリカ最大のスポーツイベントであるNFLのスーパーボウルは、視聴者数が約1億人を超えるほど。

数字だけ見ると、日本のほぼ全人口が一斉にテレビを見ているような規模感ですね。それだけに、スーパーボウルの日はアメリカ中がお祭り騒ぎになります。

テレビのコマーシャル料金も世界トップレベルの高さで、放送されるCM自体がイベント化されるほど注目されています。まさにアメリカ人にとってアメフトは、生活の一部というくらいの存在感があります。

ラグビーは世界中でプレイされている

一方のラグビーは、世界的に見てもかなり広い範囲で親しまれているスポーツです。

ラグビー人気が特に高い国は、南アフリカ、ニュージーランド、アイルランドといった、ラグビーが国技のように根付いている国々。世界ランキング(2025年4月時点)では、南アフリカが1位、ニュージーランドが2位、アイルランドが3位と、伝統的な強豪国が並んでいます。日本でもワールドカップでこれらの強豪国が来日した際には、全国でかなり盛り上がりましたよね。

アメフトとは対照的に、ラグビーは特定の一国だけではなく、世界の様々な国々で愛されているスポーツだとわかります。

アメフト派?ラグビー派?気軽にシェアしよう

アメフトとラグビーの人気を、日本と世界の数字を交えながら見てきました。

日本ではラグビーが競技人口約11万人と優勢で、関東では特に人気があります。一方、アメフトは関西を中心に熱狂的なファンがいます。世界を見渡すと、アメフトはアメリカで国民的人気を誇り、スーパーボウルの視聴者は1億人を超えるほどです。ラグビーは南アフリカやニュージーランドなど、多くの国で熱狂的に愛されています。

でも結局のところ、数字や周囲の意見に関係なく、「自分が観ていて楽しいと思えるほうを好きになるのが一番」ですよね。

友達や家族と話すときに、「やっぱり作戦の深さが面白いからアメフト派!」「試合のスピード感が好きだからラグビー派!」と具体的な魅力を語り合えば、きっと会話も盛り上がりますよ。

ぜひ、あなたがどちら派かを気軽にシェアして、身近な人との雑談をもっと楽しんでみてくださいね。

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