リュックに付いている豚の鼻みたいなマーク
みなさんはリュックサックを背負うとき、豚の鼻もしくはコンセントみたいなマークを見たことがありませんか?現在においては、飾りとして機能していることが多いこのマークですが、実は重要な役割を担うこともあります。今回はリュックについている豚の鼻マークに関する雑学を紹介していきます。
豚の鼻みたいなのは『ピッケルホルダー』
まず、先ほどから豚の鼻みたいなマークと呼んでいるものの名称は『ピッケルホルダー』といいます。その名の通り、ピッケル(登山で使う道具)をリュックにくくりつけるためのものです。
ピッケルは登山において必須なアイテム。山道から滑り落ちないよう突き立てて使う他、短めの杖としても活用できます。本格的な登山をするうえでなくてはならないアイテムのひとつです。
とはいえ、登山中、いつでもピッケルを手に持って行動するわけではありません。時にはピッケルを手放して両手を自由にしたいときもあるでしょう。そんなときに活躍するのが、このピッケルホルダー。豚の鼻みたいな部分に紐を通すことでピッケルを固定できるのです。普段使う機会がないピッケルホルダーですが、登山家にとってはお世話になることが多いのです。
普通のリュックについているピッケルホルダーは飾り
登山用リュックにおいては、ピッケルを固定するという役割があるピッケルホルダー。しかし、日常生活で使うリュックやカバンなどに付いているピッケルホルダーは、ただの飾りです。なにせ、日常生活でピッケルは使わないですからね。
それでは、どうして普通のリュックにもピッケルホルダーが付いているのか?それはオシャレだから。デザインのひとつとして普通のリュックなどにも取り入れられているのです。ただし、登山用のリュック以外に付いているピッケルホルダーはあくまでも飾りなので、強度はそこまで高くありません。ピッケルはもちろん、少し重めのものを固定しようとするとすぐに外れてしまうことでしょう。登山用以外のピッケルホルダーは、あくまでもファッションの飾りとして利用するようにしましょう。
ピッケルホルダーを見かけたら今回の雑学を披露してみよう
今回の雑学を振り返ってみましょう。リュックなどについている豚の鼻マークの正式名称は「ピッケルホルダー」。登山で使うピッケルを固定するためのパーツです。ただし、登山用以外のリュックについているものは、ただの飾り。あくまでファッションとして機能しています。
もし、ピッケルホルダーを見かける機会があれば今回の雑学を思い出してみてください。周りの人にも教えてあげると物知りだと感心されるかもしれませんよ。
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